雷倉 1168.6m
岐阜県本巣市根尾 平成18年11月18日 単独



 先日行った花房山の山頂から間近に見えていた雷倉へ行きました。
南西の揖斐川町小津側から林道を利用すると、タンポも併せて行けるようですが
今回は北東の根尾側八谷から登りました。
急登・薮漕ぎ・目印少ないと三拍子揃ってて、自分には一杯一杯のルートでした。


■ 7:18 駐車地点→7:22 登山口→7:33 堰堤→7:49 誤った分岐→8:18 正しい分岐→
   9:25 岩場→9:57 林道→10:57 稜線→11:05 山頂三角点 昼食 12:05→12:51 林道→
   1:17 岩場終わり→2:18 登山口→(お話)→2:32 駐車地点



 
 R157の「うすずみ桜の里」へ入る道を過ぎ
徳山方面への県道へ逸れ八谷を目指します。
山頂が白くなった山も見えだし
雷倉には残ってないことを願います。

標識は登山口と山頂にあるのみで
分岐などには、赤テープしか有りません。


「このページの地図は国土地理院の電子国土
 を利用して作成しました」 アバウトです。












県道から八谷の集落へ下り、すぐの
「やたにばし」手前右のふくらみに駐車
7:18 出発
道路には↑のように書いてありません。^^


7:22 登山口
道なりに山の方へ進むと行き止まりとなり
その先へ進みます。
一応登山口の標識が有ります。


水路があるこんな道や斜面の巻道を進む





7:33 堰堤が見える場所
道が左へ曲がった前方に堰堤が有ります。
ここは皆さんのレポ通り手前右の谷を下ります。



堰堤からの流れをこの鉄橋で渡る
道は前方の斜面を上がっていき、その後
左の堰堤方向へ巻道が続きます。
巻道は細いし濡れているので慎重に進みます。


7:49 堰堤を左に見ながら進むと少し下り
分岐がある尾根に出た
尾根が前方に続いていたので、立ちはだかる
木を越え進むが違うと気付き戻ります。


分岐から右への巻道をいずれ尾根に上がる
だろうと思い込み進んでみる
なんとも心細い道を10分以上進むが、一向に
尾根へ上がる気配が無いので諦め
もう一度戻って尾根への分岐を探します。


8:18 自分が分岐だと思っていた所よりさらに
戻ると尾根へ上がる道が有った
○の色褪せた赤テープが目印で、逆側からだと
道も判り易いが登りでは見落としてしまった。
場所的には堰堤が左下に見える辺り。


このように間違えた
うーん、前途多難というか撤退かな・・・
と諦めかけていました
30分程ロスしてしまった。


やっと尾根道を歩けホッとします
ただ、朝露でズボンの膝上までグッショリ濡れて
しまいズボンが重い重い。^^;



ずっと尾根道ばかりと思ってたら左斜面の
巻道となり、その道も倒木で通せんぼです。
倒木に赤テープがあるので、右への急斜面を
尾根目指して登ってみます。


尾根へ上がった地点に目印を付けようと
思ったら、テープを落としたようで無い!
薮用にと持参したのに不安が増します。
少し歩くと目印があり、これで正しいルート
だったのかな?

樹間から隣の山や遠くの山が見えるようになった
道は二回程緩くなりますが、殆んど急登です。




目印は豊富には付いておらず、ここだろうと
進むと付いてて安心するといった程度




9:25 岩場の始まり
ここも核心部の一つ。




岩は苔で滑り易そうだし、かなりの急斜面で
目印を頼りつつも登り易そうなルートを探します。
帰りは段差が有りすぎて幹にぶら下がって
降りた箇所もありました。


やっと岩場を登り切ると、すぐに薮が待ち構える





薮が切れた所から、山頂部や林道





9:57 林道に出てちょっと小休止
看板には「私有地につき立入禁止、この先崩壊
危険・・・」と書いてある。



右(西)を見ると見事に林道が崩壊している
林道で帰るという選択肢は無いのね・・
10:03 左画像の看板左から右上へ尾根を
登って行きます。


ここからが最大の難所でほとんど薮漕ぎ
すぐ先の目印までが、なかなか進めなかったり・・・




貴重な踏み跡を意地悪く倒木が塞いでいたりで
一歩足を踏み出すのにとても苦労する所も有った。
これは上から振り返った画像。



10:57 やっと山頂部へ
草刈機のような音がするなと思ったら
この稜線北部で作業をしているようです。
山頂部は刈られたばかりで快適に歩ける。


念の為テープ代わりに、薮から出てきた
場所を撮影しておく
ここは山頂部のかなり北なので、三角点のある
南へ向かいます。


11:05 三角点の所のプレート
樹間から先日行った花房山




三角点の傍らで昼食
薮漕ぎの為、長袖シャツを脱げなかったので
全身汗グッショリです。
お陰でビールがツルッ♪と体に吸収されました。


   花房山
   名前と同じくらい優雅で美しい稜線です。




   能郷白山も結構白くなっている
   これは林道で撮った画像。




白山は、はや白さを増しつつある





槍・穂、乗鞍もよく見える





御嶽山もクッキリ
中央アルプスや南アルプスも双眼鏡で楽しめました。




南方向の伊吹山も頭を
12:05下山開始
下りの薮は順目で抵抗が少ないので、目を閉じ
枝を掴みながらガンガン突入します。


12:51 林道先の薮
薮の入口は中央でなく左(西)寄り。




岩場を慎重に通過し尾根を快調に下ると
道が右(東)斜面に下ってしまった。
登りと同じ感じだが、さて合ってるかな?
と思ったら、落としたテープを見つけ安心し進む。


2:18 登山口
登山口近くの畑で作業中のお婆ちゃんに
挨拶すると、お話好きのようで10分程
話込んでしまいました。


畑から山頂方向
2:32 駐車地点へ
予定の3時以前に下山できて良かった〜。
サバイバルな山歩きで疲れました。








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