薬師岳、北ノ俣岳 2926.2m、2662m
北アルプス 平成19年8月15-17日 2人



 nobita君と飛越トンネルから薬師岳、北ノ俣岳へ行きました。
初日、寺地山・北ノ俣分岐を経て太郎平小屋の先の薬師峠キャンプ場へ。
二日目に薬師岳を往復し、その後黒部五郎岳も行けないかと北ノ俣岳まで戻ります。
しかし北ノ俣岳へ着く頃には疲労もかなり蓄積し、下山する案にあっけなく変更です。
その日に車まで戻れるかな?とも思い下山を始めますが、北ノ俣の西斜面は相当足にきて
ヨロヨロ&タイムオーバーで北ノ俣避難小屋へ辿り着き、そこで一泊して下山となりました。
ザックのベルトが肩に喰い込み痛いのと、ジリジリと肌を焼く暑さに難儀した三日間でした。



【1日目】 飛越トンネルから薬師峠キャンプ場へ

■ 5:29 飛越トンネル登山口→8:14 寺地山 8:32→9:15 北ノ俣避難小屋 10:05→
  12:22 北ノ俣分岐 1:08→3:19 太郎平小屋 →3:35 薬師峠キャンプ場(テント場)



5:29 飛越トンネル手前の登山口
トイレはトンネルを越えた先の料金所にあるが
登山口にも簡易トイレが設置されていた。



まずは寺地山へアップダウンを繰り返す
朝日に向かうので眩しいのと、夜露でズボンが
すぐにビショビショになる。



6:37 ミズバショウの花後の大きな葉





時々開けた草地があり展望が楽しめる





8:14 寺地山で休憩
ここは見通しが悪く、すぐ北(写真の左)に展望地が
あるがガスで何も見えなかった。
8:32 発



9:11 右・北ノ俣避難小屋、正面・北ノ俣岳の分岐
急登に備え、また休憩をとります。





9:15 北ノ俣避難小屋
冷たい水場とその排水を利用したトイレあり。
二階に6人、一階に2人は寝ることができそう。
まさかお世話になるとは・・



シャリバテ気味のお腹にパンをビールで流し込む
10:05 発






木道が終わると、登山道が雨水でえぐられ
それを避け踏み跡があっちこっちに逃げ
歩き難い道となった。

    ここからは標高差600m程の登り一辺倒
    最初は木道で緩やかだが、次第に急登
    となる。









主稜線手前は一段と斜度が増し、登山道も狭く
足元が見辛いし引っ掛かったりで、精神的にも
体力的にもきつい登りでした。



12:22 北ノ俣分岐から北ノ俣岳山頂
昼時だが疲れ過ぎてビールしか喉を通りません。
もちろん山頂へ寄る元気も無し。



   分岐から北方向、ガスが切れ薬師岳が全容を現わす
   遠いなぁ。。テント場へ昼過ぎに着けたら、その日のうちに薬師岳?と思ったりしたが全然無理でした。




分岐から東方向
手前は雲の平、その奥は水晶岳(黒岳)か。




左の写真のやや右、鷲羽岳
1:08 北・薬師岳方向へ向け出発。




20分程歩いた地点から北ノ俣岳を振り返る
なんとも優しそうな稜線。




太郎平小屋は見えてたが中々近づかない
下りでもバテバテで何度かザックを下ろし休憩をする。




太郎山2372.9m手前
木道で緩やかに登る。




太郎平小屋
3:19 小屋へ到着するがテント場はもう15分程先。
小屋の脇(道沿い)に飲用可の水場あり。



3:35 薬師峠キャンプ場へ
見えるのは管理棟でその左へ下った所に
水洗トイレと水場あり。
水は冷たいがそのままでは飲まないで、とあった。



テントを設営し乾杯!
あ〜疲れた!!








【2日目】 テント場から薬師岳を往復し、北ノ俣岳を経て北ノ俣避難小屋へ

■ 5:12 テント場発→6:14 薬師岳山荘 →7:12 薬師岳 7:50→9:13 テント場 撤収 9:59→

  10:06 太郎平小屋 昼食 11:25→1:31 北ノ俣岳 2:08→3:33 北ノ俣避難小屋



5:36 薬師平というなだらかな場所
     5:12 テント場を出発
     まずは沢沿いの急登だが
     サブザックなので軽快に登ります。









大きな薬師岳が姿を現わしてきた





背後の北ノ俣岳や黒部五郎岳に陽がさし始める





お約束の槍ヶ岳もくっきり





6:14 薬師岳山荘
トイレは宿泊者以外200円でした。
お腹の弱い二人なので、念の為にお世話になる。



6:58 急登を登り終え稜線に出る
山頂は写真の中央で、もう15分程歩きます。




7:12 薬師岳山頂
360度の眺め。




   祠の北側から北東方向の剣岳や立山連峰を望む
   正直言って山がたくさん見え過ぎ、大半が何と言う山かよく判らない。(笑)
   7:50 下山




有峰湖もここで初めて見ることが出来た





8:29 薬師岳山荘を過ぎた辺りから北ノ俣岳
やはり柔らかな雰囲気♪




  同じく黒部五郎岳
  9:13にテント場へ戻り撤収します。
  昼食は水がそのまま飲める太郎平小屋と決め、9:59に出発。
  



  10:06 太郎平小屋前から薬師岳
  日陰が殆んど無く、焼け付くような日差しの中で昼食。
  その後、黒部五郎岳を目指すかどうか未定だったので
  水場の無いルートに備え、水3Lをザックに詰め込み11:25出発。
  初日の重荷で擦れて既に痛い肩に、再びベルトが喰い込む。(ToT)



太郎山辺りでライチョウ親子の散歩に遭遇





北ノ俣岳への登り
緩い斜面だが暑さと重いのとで体力を激しく消耗。




  12:47 途中の展望地から薬師岳





  水晶岳 雲の平 鷲羽岳





1:31 北ノ俣岳
ここで黒部五郎岳は諦め下山に決定。
あ〜ぁ、ツライ思いをし担いだ水の殆んどを棄てる。



でも心は北ノ俣避難小屋の冷水で
キーンと冷やしたビールに奪われワクワク(笑)
2:08 発



避難小屋(画面の左上辺り)への長い下り
途中でヨロヨロとなり今日中の下山も諦める。
3:33 小屋へ着くと一組のご夫婦が先着だった。
ご挨拶をし、待望の冷えたビールと食事を楽しむ。



夕日に染まる北ノ俣岳の西斜面
食後、夕焼け風景を撮りに小屋から少し上がった。





白山





小屋の内部







【3日目】 北ノ俣避難小屋から飛越トンネルの登山口へ

■ 6:07 避難小屋→6:49 寺地山→9:07 登山口



  6:07 避難小屋を出発
  寺地山手前の稜線の登山道にて、左側数m内の笹薮で大きな個体が動くザザザザッ!の音に立ち止まる。
  暫くしてもう一度ザザザザッ!nobita君と顔を見合わせ「小動物の音じゃないよね〜」とびびる。
  しかし姿を現わさないなら、こちらから声を出して去ってもらう作戦とした。
  その数分後行き会った単独者が、ついさっき2箇所でクマと対面したという。
  しかも登山道上で5m程の超至近距離だったらしい。
  やはりさっきの音もクマだったんだと思い、その後暫く物音をたてて下山した。
  9:07 登山口へ。


















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